Little boy with a flashlight

そのロゴマーク、顧客はもちろん社員にも想いが浸透していますか?

 ロゴタイプとは、図案化・装飾化された文字や文字列のことで、会社・団体などの組織名・商号・商品やサービス名・雑誌名・タイトルなどに使用されます。一方、コーポレートマークは、他の企業と差別して認識させるために用いられるマークで、ロゴタイプとマークを合わせて、「ロゴマーク」とも呼ばれています。顧客に良いイメージを抱いていただくことはもちろん、商品やサービスを顧客に提供するために関わる全員が、同じ方向を向いて一丸となっていくための旗印でもあります。顧客となる外側と身内・関係者となる内側の両面において、ビジネスのブランド戦略で非常に重要な役割を果たすのが、これらのロゴマークなのです。

 ビジネスにおいて識別性を高め、ブランド認知度を向上させ、顧客にアピールする手段として強力なツールとなるロゴタイプをデザインする際は、広告主自身のビジネスや製品・サービスついて伝えたいメッセージを視覚的に表現したり、シンボリックにデザインして覚えやすくするなどの工夫が必要です。計算されたデザインは、競合他社と差別化し、顧客が一目でその企業を識別でき記憶にも残りやすく、信頼性の印しとして認識されやすくなります。また、ビジネスの価値観、使命、理念およびメッセージを視覚的に伝える手段ともなるのがコーポレートマーク。色やデザインは、その企業が何を重要視しているのかを示す重要な要素にもなります。長年にわたり、顧客はもちろん、社員や関係各社の方が目にするものですから、新しくデザインをした後には、社員にもしっかりとロゴマークに込められた想いを伝えて共有する必要があります。ですから、「インパクトが重要!」などと一過性に特化して奇抜なデザインにしようと言うのではなく、じっくりとブランドを醸成していくにふさわしい「新しい顔」が望まれるのです。

 適切なデザインにより、その企業のビジネスがどのような価値を提供し、何を追求しているのかが顧客にわかりやすくなります。さらに、ロゴマークをさまざまな媒体に登場させることで、顧客に継続的なブランドメッセージを伝えることにも役立ちます。 継続性のあるブランディングは、対象者の心に深い印象を残し、忠誠心をも芽生えさせるとも言われているのです。

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周年記念のマークで、話題性とともに新たなアプローチを。

 ご依頼いただく案件の中には、企業・団体さまの周年事業を発信するためのマークデのザインもあります。創業10周年を迎えるレジャー施設さまでは、新規キャラクターと一緒に、楽しいイメージを発信。感謝を伝えるとともに、節目のビッグイベントとしてにぎやかなアイキャッチにして消費者に向けて展開。集客にも一役かっていただきました。100周年を迎える金融関係社さまでは、これからの100年に向けて地域の輪が益々広がりますようにとの想いを、デザインしたマークを店舗をはじめ多くのツールを通じてメッセージ。また、創業200周年を迎える企業さまには、会社の目指すべき理念が込められた従来のコーポレートメッセージとは切り分け、これからの世の中・時代に求められるであろう要素をデザインに取り入れてご提案。1年ないし数年の限定使用になりますが、さまざまなツールに展開していただいております。いずれにしても、事業の節目を刻む周年ロゴの作成は、これまでの感謝をあらためて伝えるとともに、受ける顧客側にとっても喜ばしい出来事であり、新なたアプローチとなる機会を生み出すツールとしても期待できます。

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強いメッセージも、キャラクターを介して楽しく

 ロゴマーク同様、会社・商品・サービスにおける「顔」として認知されやすいのがマスコットキャラクターです。企業や商品に対して、より一層親しみやすさが持たれ、着ぐるみやノベルティグッズなど、顧客との関係性を強固にするためのツール展開もしやすくなります。また、擬人化した自社独自のマスコットに言葉を発信させることで、危機感を抱かせるような強いメッセージも受け止めてもらいやすくなり、NHKで人気の番組もそんなイメージで、ボーとしていないように気を引き締められる思いになります。そんなことから、企業と顧客との関係が強化され、ブランディング構築の要素としても位置づけられるのがマスコットキャラクター。さらに、緊張感を緩めるマスコットは、文字だけでは難しい内容に興味を持たせたり、小さいお子さまにも飽きさせず親近感を与えるなど、明るくポジティブなイメージを植え付けるとともに、「推し」と言われるようなファンの拡大要因のポジションを担う役割を果たします。人と違い、スキャンダルの心配も無用?です。

 このように、ロゴマークやマスコットキャラクターは、広告主にとって非常に重要なビジネスツールであり、ブランド醸成、マーケティング・広告の成果、競争力の向上、長期的な価値の構築…と、多くの面で有効に機能するものとなることでしょう。